いいアウトプットをするために、いいインプットを
転職活動は、アウトプットの連続
インプットがなければ、アウトプットができない。よく聞く言葉です。
インプットとアウトプットのバランスが大事とか、積極的にアウトプットをすることが大事なんて言意見もよく耳にします。
どれも、そりゃそうだと思いますが、次から次へと知識が沸きだしてくるような人はいいのでしょうが、私は、10のインプットで、ようやく1のアウトップットができるような平凡な人間です。
そんな簡単にいいアウトプットができる自信なんてありません。
転職活動は、提出書類や面接と、アウトプットの連続ですから。そのために、いいインプットを、意識して多くしていかなくてはならないわけです。
転職活動におけるインプットとは
では、転職におけるインプットは何?と思われるかもしれません。
当然、転職の基本情報、転職サイトや体験談など、実際に応募や面接をしてみての経験、こういったものは当然ですが、直接的な情報のインプットだけでなく、もっと幅広いインプットも重要です。
例えば、もっとマクロな情報。社会全体の情勢やニュース、失業率といった転職に関係するものから、業界の動向、経済の状態。さらには、ビジネス書や歴史書、人物伝、新しい技術の情報。
なんの関係がと思うかもしれませんが、こういった幅広い情報の収集は、間違いなくあなたの面接の態度を変えることになります。 若い世代とは違いますからね、こんなのは、知っていて当然と思われますよ。
どんなことだって、知らないとまったく分からず不安なもの。なにがわからないかが、わからない。なんて、いちばんストレスですよね。でも、わかってしまえばなんてことがない、よくあることです。
転職の小手先のテクニックなんてものを検索していませんか?もう40代も後半なわけですから、もっと上からの視野でみたほうがいいですよ。
いつもやっていたことを、やらなくなってしまっている
転職活動で、余裕がなくっている
仕事をしている中、普通にそういったインプットをやっていたはずです。それが、「転職活動」をしていると、閉ざされた世界にいるように勘違いしてしまい、余裕がなくなり、視野が狭くなってしまうんです。
そのため、今まで普通にやっていたことまで、やらなくなってしまうんです。
転職は、「自分」という商品を売る「営業」です。「面接」はその「プレゼン」です。この商品を売るために、必要なインプットは、転職のマナーやマニュアルといったものだけで、本当にいいですか?
最近、本を読んでますか?日経や業界紙を読まなくなりましたか?ビジネスサイトを見る余裕すらないですか?
どうですか、心当たりはありませんか?
情報収集もポジティブに
まさか、その時間を、転職の体験記や、失敗した人のブログなど、ネガティブでプラスにならない情報を検索する時間に費やしてしまっていないですよね?
自分と同じような人、もっとひどい状況の人。そんな情報を得たことで、安心したり、慰められたりしていませんよね?
幸せなんて、相対的なものです。誰かと比べるなんてこと、なんの意味もないですよ。
顔を上げて、前を向いてください。もっと周りを見て、もっと自信を持ってください。それは、視野が狭くなってしまっているだけです。
余裕を持ち、年単位掛かるのが当然くらいに構えて、「転職活動を楽しんでやっていこう」、そのくらいの気持ちでいきましょう。
40代も後半の転職です。面接でただ聞かれたことを答えているだけではなく、その業界の動向を聞いてみたり、将来に向けての戦略を質問したり、提案してみたりしてください。
そして、そこで自分は何を経験してきて、何ができるのか、積極的にアピールをしていきましょう!
コメント